住宅改修への考え  その6


すべてに、それぞれ改修理由がある住宅改修!

  時々、市町村の住宅改修の担当の方やケアマネさんから、「ものすごい本数の手すりが、ある業者によって取り付けられたのですが、それは正しいことなんでしょうか?(不当なサービスなのでは・・・)」という質問を受けることが、たびたびあります。
 そのようなときには、必ず、このように私は答えます。「取り付けられた手すりの1本1本すべてに、利用者さんやその家族はもちろん、『誰もが納得できる設置理由』があるのであれば、それは正しいと思います。逆に、1本でも『理由のない、または不明瞭なもの』があるのであれば、それは間違った住宅改修です。」 その利用者さんの安全で、より自立した生活、そして人生を送ってもらうために、「このような理由で、この手すりを取り付けました!」と自信を持って言えるのであれば、それは正しい住宅改修サービスなのだと考えています。