住宅改修への考え  その4


ときどきの「人生の輝き」が見られるような住宅改修!

  利用者さんのお宅にお邪魔して、ご家族に住宅改修や福祉用具のことを説明していると、時々、「もう、そんなに(ご利用者さんの寿命が)長くないから、最低限でいいです。」ということを、ご家族から言われることがあります。それも時々、利用者さんに聞こえるところで・・・。悲しくなります。

 弊社としては、利用期間がどうであれ、弊社が提案した改修によって、より安全に、より自立して、生きがいを持って、そして尊厳ある人生を送ってもらいたいと考えています。

 住宅改修が首尾よく行われて、利用者さんがこれまでできなかったことができるようになったり、介護者が「楽になった!」となった時に、利用者さんがものすごくいい笑顔をしてくれることがあります。

 人生が「ピカッ!」っと輝いた瞬間です。

 「できたね!すごい!!」なんて言う、家族の褒め言葉が加わった時にはもう、これ以上ないぐらい素敵な笑顔になってくれます。家族の褒め力は、すごいのです!

 住宅改修に限らず、この「ピカッ!」という人生の輝きを、時々でいいので、見られるようにサービスを考えるのも、サービス者の仕事なんだと思います。